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左手伴奏が難しい初心者へ|コードで簡単にする考え方

左手伴奏が難しいピアノ初心者へ、コードで簡単にする考え方を紹介するこぱんのアイキャッチ

オンラインピアノ講師のこぱんです。

「右手だけなら弾けるのに、左手が入ると止まってしまう」
「左手伴奏の楽譜を見るだけで難しく感じる」
「ヘ音記号が読めなくて、両手になると急に分からなくなる」

ピアノ初心者さんから、こんなお悩みをよく聞きます。

右手のメロディは何となく弾けるのに、左手が入った瞬間に止まる。

これは、とてもよくあることです。

だから、「私は不器用なんだ」「ピアノに向いていないんだ」と決めつけなくて大丈夫です。

左手伴奏が難しく感じるのは、最初から楽譜通りに弾こうとしていることが原因かもしれません。

この記事では、左手伴奏が難しい初心者さんへ、コードで簡単に考える方法をお伝えします。

左手が弾けるようになれば、楽しく弾ける!そんな方法をお伝えしていきますね。

目次

ピアノ初心者さんが止まりやすいのは左手です

ピアノは、右手と左手で違う動きをする楽器です。

右手でメロディを弾きながら、左手で伴奏をする。

言葉で聞くとシンプルですが、初心者さんにとってはとても難しいことです。

右手だけなら弾けた曲でも、左手を入れた瞬間に、

「あれ、右手まで分からなくなった」
「左手を見ると、右手が止まる」
「両手を合わせると頭が真っ白になる」

ということが起こります。

これは珍しいことではありません。

むしろ、初心者さんの多くが通る道です。

だから、左手で止まること自体はよくあることなので心配しなくて全然大丈夫です。

大切なのは、左手を最初から難しくしすぎないことです。

左手伴奏が難しく感じる理由

左手伴奏が難しい理由を示す図解。右手と別の動き、ヘ音記号、リズムの3つ。

左手伴奏が難しく感じる理由は、主に3つあります。

1. 右手と違う動きをするから

右手と左手が同じ動きなら、まだ分かりやすいです。

でもピアノでは、右手がメロディを弾き、左手が伴奏を弾くことが多いです。

つまり、両手で別々の役割をしています。

初心者さんにとって、これはかなり高度なことです。

最初からスムーズにできなくて当然です。

2. ヘ音記号を読む必要があるから

左手の楽譜には、ヘ音記号が出てくることが多いです。

ト音記号は少し読めても、ヘ音記号になると急に分からなくなる方は多いです。

「右手の音は何となく読めるけど、左手が読めない」

そう感じる方は、あなただけではありません。

左手伴奏で止まる原因は、指の問題だけではなく、楽譜の見え方にもあります。

3. リズムまで考えると混乱するから

左手伴奏は、音だけでなくリズムも考える必要があります。

どの音を弾くか。

どの指で弾くか。

どのタイミングで弾くか。

右手とどう合わせるか。

これを一度に考えると、初心者さんが混乱するのは自然です。

だからこそ、最初は左手の情報を減らすことが大切です。

最初から楽譜通りに弾かなくて大丈夫です

左手伴奏の楽譜を見ると、音がたくさん並んでいることがあります。

でも、それは完成形です。

初心者さんが最初から完成形を目指す必要はありません。

まずは、左手の役割をシンプルに考えてみましょう。

左手伴奏を根音1音、コードの形、リズムの順に進める3ステップ図解。

左手は、基本的には曲を支える役です。

右手のメロディを邪魔せず、下からそっと支える。

そう考えると、左手は少し簡単にしてもいいんです。

楽譜通りに弾けないからダメ、ではありません。

今の自分が弾ける形にして、曲を楽しむことも大切です。

左手はコードで考えると簡単になります

左手を簡単にする時に役立つのが、コードです。

コードとは、いくつかの音をまとめた響きのことです。

たとえばCコードは、ド・ミ・ソ。

Fコードは、ファ・ラ・ド。

G7コードは、ソ・シ・レ・ファの4つの音でできています。

最初から4つすべてを押さえる必要はありません。まずは根音のソだけで十分です。慣れてきたら、ソ・シ・ファの3音に減らした省略形でも、G7らしい響きを感じられます。

左手を「楽譜に書かれた音を全部読むもの」と考えると難しくなります。

でも、「ここはCの響き」「ここはFの響き」と考えると、曲の流れが見えやすくなります。

コードは、左手伴奏を簡単にするための地図のようなものです。

根音とは?コード名と同じ、いちばん土台になる音です

根音(こんおん)とは、コードの土台になる音のことです。難しく聞こえますが、最初はコード名と同じ音だと思って大丈夫です。

Cなら「ド」、Fなら「ファ」、G7なら「ソ」です。

左手伴奏を簡単にしたいときは、この根音を小節の最初に1回だけ弾くところから始めます。たった1音でも、右手のメロディを支える土台になります。

初心者さんにおすすめの左手伴奏3ステップ

ここからは、初心者さんにおすすめの左手伴奏の進め方を紹介します。

1. まずは根音だけ弾く

最初は、コードの根音だけで大丈夫です。

Cコードならド。

Fコードならファ。

G7コードならソ。

たった1音でも、右手のメロディを支えることができます。

左手でたくさんの音を弾こうとする前に、まずは1音で曲の土台を作ってみましょう。

2. 次にコードの形で押さえる

根音に慣れてきたら、コードの形で押さえてみます。

Cはド・ミ・ソ。

Fはファ・ラ・ド。

G7の基本形はソ・シ・レ・ファです。最初はソ・シ・ファの3音に減らした省略形でも大丈夫です。

ただし、手が届きにくい場合や難しく感じる場合は、音を減らしても大丈夫です。

コードは、必ず全部の音を完璧に押さえなければいけないものではありません。

今の自分が弾ける形で、響きを感じることが大切です。

3. 慣れたらリズムをつける

コードの形に慣れてきたら、少しずつリズムをつけていきます。

でも、最初から細かいリズムにしないでください。

まずは1小節に1回。

次に、余裕があれば2回。

それくらいで十分です。

左手を複雑にしすぎると、右手のメロディが崩れやすくなります。

左手は、右手を支える役だと思って進めましょう。

今日の5分練習|C→F→G7→Cを4小節だけ弾いてみよう

C、F、G7、Cの根音を1小節に1回弾く練習の流れ。

ここまで読んだら、難しい曲を最初から弾こうとせず、4小節だけ試してみましょう。

コードの流れは、C → F → G7 → Cです。4拍子なら、それぞれのコードを1小節ずつ使います。

まず左手は、小節の最初に1回だけ弾きます。Cの小節はド、Fの小節はファ、G7の小節はソ、最後のCの小節はドです。

右手は、知っている短いメロディをゆっくり重ねるだけで大丈夫です。左手を弾くのは各小節の最初だけなので、右手の流れを見失いにくくなります。

余裕が出てきたら、左手を1音からコードの形へ変えてみましょう。Cはド・ミ・ソ、Fはファ・ラ・ド、G7はまずソ・シ・ファの省略形でもOKです。

「4小節を止まらずに進められた」を今日の目標にしてください。完成形まで弾けなくても、この小さな成功体験が両手で弾く力になります。

C・F・G7だけでも伴奏らしくなります

初心者さんは、最初からたくさんのコードを覚えなくて大丈夫です。

C・F・G7の3つだけでも、曲によっては伴奏らしく聞こえます。ただし、使うコードは曲や調によって変わるため、すべての曲をこの3つだけで弾けるわけではありません。

詳しくは、ピアノコードとは?初心者が最初に覚える3つのコードでも紹介しています。

まずはこの3つで、左手が曲を支える感覚を味わってみてください。

左手が「難しいもの」から「曲を支えるもの」に変わると、ピアノはぐっと楽しくなります。

左手が簡単になると、右手メロディを楽しめるようになります

左手が難しすぎると、右手のメロディを楽しむ余裕がなくなります。

本当は歌うように弾きたいのに、左手を見るだけで精一杯。

そうなると、ピアノが苦しい練習になってしまいます。

でも、左手を簡単にすると、右手のメロディに意識を向けられます。

音の流れを感じたり、歌うように弾いたり、曲そのものを楽しめるようになります。

ピアノは、難しい伴奏を弾くためだけのものではありません。

自分が楽しめる形にして、音楽を味わうことも大切です。

右手はメロディを楽しみ、左手は曲の土台をつくる役割を示す図解。

まとめ:左手は難しくするより、支える役にすれば大丈夫

ピアノ初心者さんが左手伴奏で止まるのは、よくあることです。

右手と違う動きをすること、ヘ音記号を読むこと、リズムまで考えること。

これらを一度にやろうとすると、難しく感じて当然です。

最初から楽譜通りに弾かなくて大丈夫です。

左手は、まず根音だけ。

次にコードの形。

慣れたら少しリズムをつける。

この順番で進めれば、左手伴奏はぐっと始めやすくなります。

左手は主役ではなく、右手メロディを支える役。

そう考えて、無理なくピアノを楽しんでいきましょう。

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コード付きの楽譜で、まずは左手を難しくしない伴奏から始めてみてくださいね。

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この記事を書いているのは

こぱん(オンラインピアノ講師)

元ヤマハシステム講師として10年・現在もオンライン講師として活動中/ピアノ指導歴17年・累計500名以上を指導。
YouTube1万人超、Instagram2万人超、TikTok約2.1万人。
「楽譜が読めなくても、音楽は楽しめる」という想いで、大人初心者さんや保育士さんに向けて、ピアノを楽しく続けるための発信をしています。

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