電子ピアノを買おうと思っても、「部屋のどこに置けばいいんだろう」って悩んでいる方いませんか?
正直なところ、ピアノって結構場所を取ってしまう。だから置き場所が決められないまま、ピアノを買わず始めるのも後回し。
それだといつまで経っても始められません。
置き場所は、部屋が広いかどうかだけで決めるものではありません。弾きたいと思ったとき、座ってすぐ鍵盤に触れられるかで考えると、選択肢が見えやすくなります。
ピアノ講師歴17年・累計500名以上を指導してきたこぱんが、これから始める大人の方に向けて、電子ピアノの置き場所を決める順番をお伝えします。
この記事では、出しっぱなしにしやすい場所の見つけ方、夜や早朝にも弾きたいときの確認ポイント、購入前に実際に座って確かめたいことが分かります。
電子ピアノの置き場所は「空いている壁」だけで決めない
「この壁なら置けそう」と、部屋の端だけを見て決めると、あとから弾きにくさが出ることがあります。毎回イスを別の部屋から運ばないと座れない場所、譜面を置くと通路が狭くなる場所、照明が背中側にあって手元が暗い場所は、練習を始めるまでの小さな面倒を増やします。
大人のピアノは、まとまった時間が取れる日だけ続けるものではありません。仕事や家事の合間に「今日は5分だけ弾こうかな」と思えたとき、すぐ座れる環境があることが大切です。
置き場所を決めるときは、イスを置いても通路をふさがないか、楽譜やタブレットを置いたときに手元が見やすいか、使わないときも鍵盤をしまい込まずに済むかを、この順番で考えてみましょう。
1. まずは「出しっぱなしにできるか」を確認する
折りたたみ式のキーボードやコンパクトな電子ピアノは便利です。ただ、毎回ケースから出す、スタンドを広げる、イスを用意する、電源をつなぐ、という流れが必要になると、短い練習ほど始めにくくなります。
まずは床にマスキングテープや新聞紙で、置きたい電子ピアノとイスの大きさを仮に作ってみましょう。座る位置まで含めて確かめると、「本体は入るのに、イスを引く場所がない」という失敗を避けやすくなります。
電子ピアノが目に入ると、「今日は右手だけ弾いてみようかな」と思い出すきっかけになります。鍵盤・イス・譜面台を置いたままにできる小さな場所を探してみてください。

2. 夜に弾くなら、音量より先に「いつ使うか」を考える
夜や早朝にしか自分の時間が取れない方は、ヘッドホンを使えるかどうかが大切な判断になります。ただし「ヘッドホンが使えるから大丈夫」とだけ考えるのではなく、実際に弾きたい時間を想像してみてください。
購入前には、使いたいヘッドホンの端子がつながるか、本体の音量を下げても弾きやすい音で聞こえるか、イスを引いたときやペダルを踏むときに生活動線を邪魔しないかを確認しましょう。機種によって端子の種類や位置は異なるので、使う予定のヘッドホンがあれば、楽器店で一緒に確かめると安心です。
ヘッドホンは「音を小さくするため」だけでなく、限られた時間でも自分の耳で音を確かめながら弾くための味方です。
ヘッドホンを使っても、鍵盤を叩く音やペダルを踏む音は完全になくなるわけではありません。どの時間なら気兼ねなく座れるかを先に決め、平日の夜は右手だけ10分、休日の昼は両手やペダルも試す、という分け方でも大丈夫です。

3. 購入前に「座る・弾く・片づける」を一度想像する
商品ページに書かれている幅だけでは、必要なスペースは分かりません。ピアノの前にイスを置き、座るために少し引く場所が必要だからです。
購入前は、本体の幅、譜面台やコードを含めた奥行き、イスに座る・立つ・後ろを通る動作まで確認しましょう。迷ったら、置きたい場所の写真を撮ってから楽器店へ行くのもおすすめです。
両手で好きな曲を長く楽しみたい方は、88鍵の電子ピアノも候補になります。一方で、今の部屋に置けて、生活の中で無理なく座れることも同じくらい大切です。今の暮らしに置ける楽器で、短いメロディから始めてもいいんです。

置き場所が決まったら、最初にやること
電子ピアノを置いた初日に、何十分も練習メニューをこなす必要はありません。まずはイスの高さを整えて、無理に肩を上げずに座れることを確認します。そして、知っている曲の右手メロディを短いところだけ弾いてみてください。
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まとめ
電子ピアノの置き場所は、部屋の空きスペースだけでなく、弾き始めやすさで決めることが大切です。イスまで含めて出しっぱなしにできる場所、夜に弾くならヘッドホン対応と時間、本体だけでなく座る・立つ・通る動作まで確かめましょう。
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この記事を書いている人
元ヤマハシステム講師として10年・現在もオンライン講師として活動中/ピアノ指導歴17年・累計500名以上を指導。楽譜を読むことや、昔と同じ練習に苦しまず、今の暮らしの中でピアノを楽しめる方法をお伝えしています。
主な実績:YouTube 1万人超/Instagram 2万人超/TikTok 約2.1万人/楽譜販売2,500部以上

