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ピアノ初心者がJ-POPを弾く前に童謡を選ぶ3つの理由

ピアノ初心者がJ-POPを弾く前に童謡を選ぶ3つの理由

「本当は好きなJ-POPを弾きたいのに、最初に童謡をすすめられるのは遠回りでは?」

そう感じる大人のピアノ初心者さんは少なくありません。せっかく始めるなら、思い出の曲や今好きな曲を弾きたいですよね。

結論からお伝えすると、童謡はJ-POPを諦めるために弾く曲ではありません。好きな曲へ進むために、弾き方の仕組みを小さく体験できる練習素材です。

ピアノ講師歴17年・累計500名以上を指導してきたこぱんが、J-POPを目標にする人ほど童謡から始めると役立つ理由と、今日できる一歩をお伝えします。

目次

童謡から始めても、目標はJ-POPのままで大丈夫です

「きらきら星が弾けるようになったら、次は何をするの?」と思う方もいるはずです。

そんな簡単な曲が弾きたいわけじゃないと思ってる人もいますよね。

童謡だけを上手に弾くことがゴールにすると、物足りなく感じる人もいる。でも、童謡を使う目的は実は別のところにあります。

J-POPには、右手のメロディ、左手の伴奏、リズム、コード、楽譜に書かれたさまざまな記号が一度に出てきます。初心者さんが最初から全部を扱うと、弾く前に情報で疲れてしまいがちです。

そこで、知っている短いメロディを使いながら、音を一つずつ足していきます。童謡はその練習がしやすい曲です。簡単な曲で終わるためではなく、好きな曲に必要な要素を分けて知るために使います。

J-POPを弾きたい人ほど童謡が役立つ3つの理由

1. メロディを知っているので、鍵盤と指に集中できます

初めて聴く曲では、「次の音はどうだったかな」と迷うことがあります。けれど、昔から知っている童謡なら、音が少し違っても自分の耳で気づきやすいです。

楽譜を最初から完璧に読むことに追われず、鍵盤の場所、右手の動き、音の上がり下がりに意識を向けられます。これは、楽譜が苦手な方が最初の一曲に取り組むときにも大きな助けになります。

2. 短いフレーズで「弾けた」を作りやすいからです

好きなJ-POPを原曲どおりに一曲仕上げようとすると、最初の数日で「まだ全然弾けない」と感じやすくなります。

童謡なら、まず2〜4小節だけと区切れます。右手でメロディを弾けたら、今日はそこで終わって大丈夫。次の日に同じ場所へ戻り、左手で低い音を一つ加える。小さな完成を重ねると、練習が「できない部分探し」になりません。

大人のピアノは、毎日長く弾くことよりも、次の日にもう一度鍵盤へ戻りたくなることが大切です。

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3. 右手・左手・コードの役割を分けて体験できるからです

童謡の短いフレーズを、次の順番で試してみてください。

  1. 右手だけでメロディを弾く
  2. 左手で低い音を一つだけ加える
  3. 慣れたら、左手をコードという音のまとまりにする

右手だけでも曲は分かります。左手の一音が入ると、メロディを支える感じが生まれます。さらにコードを加えると、同じメロディでも響きが豊かになります。

この順番を知っていると、J-POPを弾くときも「最初から両手で完成形を目指す」以外の選択ができます。右手だけから始めてもいい。コードが難しい日は左手を一音に戻してもいい。今の自分が弾ける形を選べることが、好きな曲へ近づく近道です。

今日の一歩:知っている曲の最初の4小節だけ弾いてみましょう

今日は、童謡を一曲仕上げようとしなくて大丈夫です。知っている曲を一つ決め、最初の4小節だけ右手で弾いてみましょう。

音を探すのに時間がかかっても問題ありません。最後まで止まらずに弾けなくても、「どこから始まるか分かった」「右手で二つ音を弾けた」と感じられたら、それが今日の成果です。

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童謡で身につけたことをJ-POPに持っていく方法

童謡でできたことを、次の曲へ移すときも一度に難しくしなくて大丈夫です。

まずはJ-POPの中で、サビやイントロなど「ここを弾けたらうれしい」と思う短い場所を一つ選びます。次に右手のメロディだけ、または歌える部分だけを弾いてみます。左手の伴奏は、すぐに全部を入れなくても構いません。

童謡で体験した「右手に左手の音を添える」感覚があれば、好きな曲でも少しずつ音を増やせます。コードは、たくさんの記号を暗記するためのものではなく、メロディを支え、弾ける曲を増やしていくための選択肢です。

電子ピアノやキーボードをこれから用意する方は、こちらの記事も参考にしてください。まずは今ある環境で、短いメロディを鳴らすところから始めれば十分です。

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まとめ:童謡は、好きな曲へ進むための最初の練習素材です

J-POPを弾きたい気持ちは、ピアノを続ける大切な力です。その気持ちを後回しにする必要はありません。

ただ、最初から一曲を完璧に弾こうとしなくて大丈夫です。童謡のような知っている短い曲で、右手、左手、コードの役割を少しずつ知る。その経験が、好きな曲を自分の手で鳴らす力につながります。

一人で練習する日が続いても、同じように大人から始めた人がいると思うと、また鍵盤に戻りやすくなります。まずは今日、好きな曲へ進むための4小節を弾いてみましょう。

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このブログを書いている人

元ヤマハシステム講師として10年・現在もオンライン講師として活動中/ピアノ指導歴17年・累計500名以上を指導。音楽大学のピアノ専攻卒。楽譜を読むことだけに苦しまず、好きな曲を自分で鳴らせる楽しさを届けています。

主な実績:YouTube 1万人超/Instagram 2万人超/TikTok 約2.1万人/楽譜販売2,500部以上

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