ピアノ上達ノウハウをYouTubeで公開中!詳しくはこちら

ピアノ初心者はバイエルから始めなくていい|好きな曲への練習順番

「ピアノ初心者は、まずバイエルから」

「基礎ができるまでは、好きな曲なんてまだ早い」

「楽譜を読めるようになってから、曲を弾くもの」

こんなふうに思っていませんか?その考え方をしていたらいつまで経っても弾けるようにならないです。

もちろん、バイエルは昔から使われてきた有名なピアノ教本です。基礎を順番に学べる良さもあります。

でも、もしあなたの目的が、

「趣味でピアノを楽しみたい」
「好きな曲を少しでも弾けるようになりたい」
「楽譜が苦手だけど、大人になってからもう一度挑戦したい」

というものなら、必ずしもバイエルから始めなくて大丈夫です。

むしろ大人初心者さんの場合、最初に教本だけを頑張りすぎることで、ピアノの楽しさにたどり着く前に疲れてしまうことがあります。

この記事では、ピアノ講師歴17年・累計500名以上を指導してきたこぱんが、ピアノ初心者さんがバイエルから始めなくてもいい理由と、好きな曲につながりやすい練習の順番をお伝えします。

目次

バイエルは悪い教本ではありません

最初に、ここははっきりお伝えしておきます。

バイエルそのものが悪いわけではありません。

指を動かす練習、音符を読む練習、左右を合わせる練習など、ピアノの基礎を段階的に学べる教本です。昔から多くの教室で使われてきたのも、それだけ理由があります。

実際に私も子どもの頃使っていました。(赤バイエル、黄バイエル懐かしい人もいますよね)

ヤマハ音楽教室のシステム講師として10年指導してきた中で、基礎の大切さは何度も感じてきました。

ただ、大事なのは「誰にとって」「何のために」使うのかです。

コンクールを目指すお子さん。

音大受験を視野に入れている人。

クラシックをしっかり学びたい人。

こういう目的なら、教本を順番に進める意味は大きいです。

でも、大人になってから趣味で始める方や、昔ピアノで挫折した方が、最初から同じ順番で進める必要はありません。

ピアノを始める入口は、ひとつではないんです。

大人初心者さんがバイエルで止まりやすい3つの理由

バイエルが合う方もいます。

でも、大人初心者さんの中には「ちゃんと基礎からやろう」と思ってバイエルを開いたのに、途中で手が止まってしまう方も多いです。

その理由は、大きく3つあります。

理由1:好きな曲にたどり着くまでが遠い

大人の方がピアノを始めるとき、心の中にはたいてい「弾きたい曲」があります。

ジブリの曲。

J-POP。

昔好きだった歌。

子どもに聴かせたい童謡。

保育園や幼稚園で使う曲。

でも、教本から入ると、最初は練習曲が中心になります。

ぶっちゃけるとつまらないと思って辞めちゃった人本当に多いと思うんです。あなたはどうですか?

もちろん練習曲にも意味はあります。でも「この曲が弾きたい」と思って始めた人にとっては、目的地が遠く感じやすいんです。

「いつになったら好きな曲が弾けるんだろう」

「毎日練習しているのに、まだ曲にならない」

こう感じると、だんだんピアノを開くのが重たくなってしまいます。

理由2:音符を読むことが先になりすぎる

ピアノ初心者さんがつまずきやすいのは、指を動かすことだけではありません。

楽譜を読むことです。

右手の音符を読んで、左手の音符も読んで、リズムを数えて、指番号を確認して、休符や強弱も見て……。

これを最初から全部やろうとすると、弾く前に頭がいっぱいになります。

本当は「音を鳴らして楽しみたい」はずなのに、いつの間にか「間違えずに読むこと」が目的になってしまう。

ここで苦しくなる方は、とても多いです。

楽譜を読む力は、もちろん大切です。

でも、ピアノを楽しむ入口としては、最初から完璧に読めなくても大丈夫です。

楽譜を読めなくてもピアノは弾けますよ。

理由3:「ちゃんとしなきゃ」で楽しさが消える

大人初心者さんほど、真面目です。

「基礎からやらないと」

「順番を飛ばしたらダメ」

「自己流だと変なクセがつくかも」

そう思って、一生懸命頑張ろうとします。

でも、その真面目さが強すぎると、ピアノが楽しいものではなく、修行のようになってしまうことがあります。

私もこれまでたくさんの生徒さんを見てきましたが、続く方に共通しているのは、最初から完璧だったことではありません。

「あ、今ちょっと曲っぽくなった」

「この響き、好きかも」

「私でも弾けた」

こういう小さな喜びを、早い段階で感じられたことです。

多少間違えても、最後まで弾けなくてもいいじゃないですか。

まずはチャレンジしてみるところからが第一歩です。

では何から始めればいいの?

大人初心者さんにおすすめしたいのは、バイエルを1番から順番に進める前に、まずコードで曲の形を感じることです。

コードとは、いくつかの音をまとめて鳴らした「響きのまとまり」です。

たとえばCというコードは、ド・ミ・ソ。

Fは、ファ・ラ・ド。

G7は、ソ・シ・ファ。

この3つを知るだけでも、童謡やシンプルな曲に伴奏をつける入口ができます。

楽譜を1音ずつ読むのではなく、

「ここはCの明るい響き」

「次はFに変わる」

「最後はG7からCに戻る」

というように、曲をかたまりで見られるようになります。

これは、楽譜から逃げる方法ではありません。

むしろ、曲の仕組みが見えやすくなる方法です。

最初のゴールは「教本を進めること」ではありません

初心者さんが最初に目指すゴールは、教本を何ページ進めることではありません。

「ピアノって楽しい」
「また明日も触りたい」
「私にもできるかもしれない」

そう思えることです。

そのためには、最初の練習をもっと小さくして大丈夫です。

たとえば、こんな順番です。

ステップ1:鍵盤のドの場所を見つける

まずは、鍵盤のドの位置を探します。

黒鍵が2つ並んでいるところの左側がドです。

最初はこれだけでも十分です。楽譜を開く前に、鍵盤の上で「ドはここ」と分かることが第一歩です。

え?そんなことからと思うかもしれませんが、一歩ずつ進めることって本当に大事なんです。

もし簡単だと思ったら次に進めばいいだけ!意外とシンプルです。

ステップ2:C・F・G7の形を覚える

次に、C・F・G7の3つを形で覚えます。

最初から理論を全部理解しようとしなくて大丈夫です。

「Cはド・ミ・ソ」

「Fはファ・ラ・ド」

「G7はソ・シ・ファ」

まずはこの形を、ゆっくり押さえてみてください。

ステップ3:知っている曲の一部に合わせる

最後に、知っている曲の一部にコードを合わせてみます。

おすすめは「きらきら星」や「チューリプ」のような、メロディを口ずさめる曲です。

1曲まるごと完璧に弾こうとしなくて大丈夫です。

最初は、右手のメロディ1フレーズだけ。

左手はCを1回鳴らすだけ。

それでも「曲になった」と感じられたら、大成功です。

だからこそ、ピアノ初心者の方には童謡などの耳馴染みがあって比較的弾きやすい曲から始めるのがおすすめです。

バイエルをやるなら、後からでも遅くありません

ここまで読むと、

「じゃあ、バイエルはやらなくていいんですか?」

と思う方もいるかもしれません。

答えは、必要になったら取り入れれば大丈夫です。

最初から全部順番にやらなくても、ピアノを楽しむ中で、

「もっと指をなめらかに動かしたい」
「左手を安定させたい」
「楽譜も少しずつ読めるようになりたい」

と思うタイミングが来ることがあります。

そのときに、教本や基礎練習を使えばいいんです。

最初に必要なのは、教本を完走する根性ではありません。

ピアノを続けたくなる感覚です。

好きな曲に触れて、コードで響きを感じて、「弾けた」を味わう。

そのあとで必要な基礎を足していく。

この順番でも、十分に上達できます。

途中で楽譜に戻ってもいい

コードから始めると聞くと、

「楽譜を読まないままでいいのかな」

「ちゃんとしたピアノから外れてしまうのかな」

と不安になる方もいます。

でも、コードで始めることは、楽譜を一生読まないという意味ではありません。

先に音の響きや曲の流れを体感しておくと、あとから楽譜を見たときに、

「この左手はCの形に近い」

「ここで響きが変わるんだ」

「この音符の並びには意味があるんだ」

と見え方が変わります。

つまりコードは、楽譜を否定するものではなく、楽譜を理解しやすくする入口にもなるんです。

LINE限定で、楽譜6曲とプレミアム動画をお届けしています

「バイエルから始めなきゃ」と思って苦しくなっていた方へ。

まずは、楽譜を完璧に読むことよりも、1曲の中で「弾けた」と感じる体験を作ってみてください。

こぱんの公式LINEでは、初心者さん向けに、

  • 無料楽譜6曲
  • ピアノを楽しむためのプレミアム動画
  • 楽譜が苦手な方でも始めやすい練習のヒント

をお届けしています。

「まずは楽しく弾いてみたい」と思った方は、こちらから受け取ってください。

▼ 30秒で受け取る(無料)

まとめ:昔の順番が合わないなら、入口を変えて大丈夫

ピアノ初心者さんが、必ずバイエルから始めなければいけないわけではありません。

バイエルは良い教本です。

でも、大人初心者さんが「好きな曲を楽しみたい」と思っているなら、最初の入口はもっと自由で大丈夫です。

楽譜を完璧に読む前に、鍵盤のドを見つける。
C・F・G7の形を覚える。
知っている曲の一部に合わせてみる。

それだけでも、ピアノは楽しくなります。

昔のセオリーを全部否定する必要はありません。

でも、昔の順番があなたに合わないなら、別の順番を選んでいいんです。

「ちゃんと弾けるようになってから楽しむ」のではなく、楽しみながら、少しずつ弾けるようになる。

私こぱんは、その人に合った順番でピアノを楽しめることを大切にしています。

あわせて読みたい

あわせて読みたい
大人ピアノ初心者の最初の7日間ロードマップ|Day1から「弾けた!」までの完全ガイド 「ピアノ、始めてみよう」 そう思って鍵盤を買った(あるいは買おうと思ってる方)ワクワクしますよね🎹 でも、実はその次に多くの方がぶつかる壁がこれです。 「で、何...
あわせて読みたい
大人のピアノ初心者におすすめの電子ピアノ7選【2026年版】 ※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。※掲載機種は2026年5月16日時点でAmazonの商品ページから購入操作まで確認できた現行モデル・実売価格です。 「ピ...
あわせて読みたい
「弾きたい曲、見つかった?」全170曲以上を、季節と用途別にまとめました 「ピアノを弾きたいけど、楽譜が読めなくて困っている」「保育園で使う季節の曲を、毎回バラバラに探すのが大変」「コードで弾ければ楽なのに、自分の好きな曲のコード...

この記事を書いているのは

こぱん(オンラインピアノ講師)

3歳からピアノを始め、音楽大学のピアノ専攻を卒業。
卒業後、自信のなさから一度ピアノを離れ、事務職を経験。
その後、楽しそうにレッスンする生徒と先生の姿を見て、もう一度ピアノの道へ戻りました。

元ヤマハシステム講師として10年・現在もオンライン講師として活動中/ピアノ指導歴17年・累計500名以上を指導。
「正しさより、まず楽しさを伝える」を大切に、楽譜が苦手な方でもピアノを楽しめる方法を発信しています。

主な実績

  • YouTube:1万人超
  • Instagram:2万人超(@copan_music)
  • TikTok:約2.1万人
  • 公式LINE:2,000名以上
  • 楽譜販売:2,500部以上

もう一度ピアノを楽しみたいあなたへ

「バイエルから始めないとダメ」

「楽譜が読めない私は向いていない」

そんな思い込みで、ピアノをあきらめなくて大丈夫です。

こぱんの公式LINEでは、初心者さんがすぐに楽しめる無料楽譜6曲と、ピアノを楽しむためのプレミアム動画をお届けしています。

まずは無料プレゼントを受け取って、「私にも弾けるかも」という感覚を一緒に作っていきましょう。

▼ まずはプレゼントを受け取ってください(無料)

目次