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ピアノ初心者はペダルをいつから使う?濁らせない3つのコツ

ピアノ初心者はペダルをいつから使う?濁らせない3つのコツ

「ペダルって、いつから使えばいいんですか?」

楽譜に「Ped.」と書いてあっても、右足をいつ動かせばよいのか分からない。なんとなく踏んでみたら、音が重なって自分でもびっくりする。そんな経験がある方もいると思います。

ピアノ講師歴17年・累計500名以上を指導してきたこぱんが、右ペダルを使い始める目安と、音を濁らせない最初の練習をお伝えします。

この記事では、ペダルを試し始めてよい目安、音を濁らせない3ステップ、弾いていて音が濁るときの確認方法が分かります。

目次

ペダルを使い始める目安

ピアノには複数のペダルがありますが、最初に使うのは右側のペダルです。鍵盤から指を離した後も、音を少し響かせるためのペダルです。

ダンパーペダルと言ったりします。

「両手で1曲を止まらず弾けるようになってから」「教本を何冊終えてから」のような決まった順番はありません。4小節ほどの短いメロディを急がずに弾ける、CやFなどの簡単な和音を一つ鳴らせる、音が長く残るか切れるかを耳で聴ける。この3つができていれば、少しずつ試して大丈夫です。

反対に、鍵盤の場所や左右の手で今いっぱいなら、ペダルは後に回して大丈夫です。ペダルは弾けないところを助ける道具ではなく、今弾けている音をどう響かせたいかを聴くための道具です。

そしてペダルは弾いた音を伸ばす役割があるので、まだ両手で間違えながらしか弾けない場合、聞こえてくる音が濁ってしまい、弾いていて苦痛になる可能性も大きいです。

少しは止まらず弾けるなと感じてからチャレンジする方が楽しくペダルを踏むことができます。

まずは右側のペダルだけで十分です

真ん中や左側のペダルまで、最初から覚える必要はありません。右ペダルを踏むと、弾いた音が少し長く残り、和音やメロディがつながって聞こえます。童謡やゆっくりした曲でも、ペダルなし・ありで弾き比べると雰囲気の違いが分かります。

響きが増える分、違う和音の音まで残ると濁って聞こえます。これはペダルが下手だからではなく、前の音をいつ離すかをまだ決めていないだけです。最初は濁って当たり前。耳で違いに気づけたら、そこが練習のスタートです。

「踏む」より「離す」場所を決めると濁りにくくなります

ペダルで迷うと、右足を踏むことばかりに意識が向きやすいです。でも、初心者さんが先に決めたいのは、どこでペダルを離すかです。

たとえば左手の和音がCからFに変わるとき。Cの響きを残したままFを重ねると、曲によっては音が濁って聞こえます。和音が変わったら、いったん右ペダルを上まで戻して、新しい響きに入れ替える。この感覚を短い範囲で確かめます。

初心者が音を濁らせずに始める3ステップ

ステップ1:ペダルなしとありで、同じ和音を聴き比べる

まずは鍵盤でCの和音を一度鳴らします。次は同じ和音を鳴らし、音を出した後に右ペダルをそっと踏んでみましょう。指を鍵盤から離したとき、ペダルなしなら音はすぐに消えます。ペダルありなら、音が少し残ります。この違いを聴くことが最初の練習です。

この段階では、リズムも両手も必要ありません。右足のかかとは床につけたまま、つま先でペダルを動かしてください。足全体を持ち上げるより、力が入りすぎずに踏みやすくなります。

ステップ2:一つの和音を鳴らしてから、そっとペダルを踏む

次は、和音を弾くのとペダルを踏むのを同時にせず、鍵盤を鳴らしてから、すぐに右ペダルを踏む練習をします。

1. Cの和音を鳴らす 2. 音が鳴ったことを確認してから右ペダルを踏む 3. 手を離し、音が残っているか聴く 4. 右ペダルを上まで離して、響きが消えるか聴く

速く動かす必要はありません。鍵盤の音を先に聴いてから足を動かすことだけを意識しましょう。いったん上まで離せば、次の音を新しい響きで始められます。

ステップ3:和音が変わるところで、いったん上まで離す

次に、Cの和音からFの和音へ変わる短い練習をしてみましょう。1. Cの和音を鳴らす 2. 右ペダルを踏む 3. Fの和音を鳴らす 4. Fの音が鳴ったら、右ペダルをいったん上まで離す 5. すぐにまた右ペダルを踏み、Fの響きを残す。

最初は、離して踏み直す動きをゆっくり別々にして大丈夫です。新しい和音が鳴ってから前の響きを入れ替えるので、音が全部混ざり続けるより、曲の流れが聴き取りやすくなります。

知っている曲で試すときのコツ

ペダルの練習は、難しい曲で始める必要はありません。知っているメロディの最後の音や、ゆっくりした和音一つに使ってみるだけでも十分です。ドレミ付き無料楽譜6曲なら、鍵盤の場所を確認しながら短いフレーズを試せます。楽譜がなくてもピアノを楽しむためのプレミアム動画とあわせて、自分の耳で響く音を見つけてみてください。

ペダルで音が濁るときは、ここを一つずつ確認します

前のペダルを上まで離せているか

ペダルを少しだけ戻したつもりでも、前の音が残っていることがあります。最初のうちは、かかとを床につけたまま、つま先を少し上げて上まで離す感覚をはっきり作りましょう。

和音が変わるところを、耳で聞くことができているか

ペダルは1拍ごと、1小節ごとと決めるより、和音の変化を聴いて踏み替える方が自然なことがあります。楽譜が難しく見えるときは、左手の低い音が変わる場所を目印にするのも一つの方法です。

ミスタッチが多くなりすぎていないか

演奏しながらペダルも考えると、気付いたら右手のメロディが1つずつずれて弾いていたなんてこともあるんです。濁ってきている場合は、ペダルのタイミングもですが、演奏ができているか、右手と左手のタイミングは合っているかも考えることをおすすめします。

ペダルを使わない日があっても大丈夫です

ペダルは音をきれいにするためのものですが、ペダルがないと曲にならないわけではありません。音が伸びている短い部分だけにペダルを足せば、それで十分です。少しずつ、この響きが好きだなと思える場所を増やしていきましょう。

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ピアノの楽しみ方はたくさんあります。あなたにあった方法一緒に探していきましょう!

プロフィール

元ヤマハシステム講師として10年・現在もオンライン講師として活動中/ピアノ指導歴17年・累計500名以上を指導。楽譜を読むことに苦しまず、一人ひとりが自分のペースで好きな曲を楽しめるよう、初心者向けの動画や楽譜を届けています。

ドレミ付き無料楽譜6曲と、楽譜がなくてもピアノを楽しむためのプレミアム動画をご用意しています。ペダルを踏む日も踏まない日も、今のあなたが弾きやすい形でピアノを楽しみましょう。

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