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大人がピアノを始めるときに必要なもの。楽器・環境・道具を全部まとめました

「ピアノを始めてみたいけど、何を用意すればいいの?」

大人になってから初めてピアノに触れる方から、よくいただく質問です。楽器は何を買えばいいか、アプリは必要か、教本は何がいいか……調べれば調べるほど情報が多くて、結局何も始められない、という方も少なくありません。

私はヤマハ音楽教室で15年・500名以上を指導してきました。大人の初心者に必要なものと、実は必要ではないものを、この記事にまとめます。ぶっちゃけ最初から全部そろえなくて大丈夫です。まず動ける状態にすることが大切です。

この記事では、大人の方でピアノをこれから始めたい、また昔習っていたけどまた再開したい初心者の方に向けて書いています。

何よりも始めることが一番大事!最後まで楽しく読んでくださいね。

目次

まず確認:大人のピアノ初心者に「いらないもの」

必要なものを話す前に、「なくていいもの」を整理します。これを知っておくと、余計な出費と遠回りを防げます。

①分厚い教本・楽典の本
書店に行くと、ピアノ入門書がたくさん並んでいます。でも大人が独学でコードから始める場合、最初から教本は必要ありません。むしろ「音符を読む練習」から始まる教本は、モチベーションを下げる原因になりやすい。好きな曲を弾けるようになってから、必要に応じて手に取れば十分です。

②ハノンなどの指練習の楽譜
ハノンは技術向上には効果的ですが、楽しさが生まれにくく、続きにくい。大人が最初に取り組むものではありません。弾きたい曲が弾けるようになって、「もっと技術を磨きたい」と思ったときに始めるもので十分です。

③高額なアコースティックピアノ(最初は不要)
グランドピアノやアップライトピアノは、本格的に取り組む段階で検討すれば十分。最初から何十万円もかける必要はありません。後述する電子ピアノやキーボードで、十分にスタートできます。

必要なもの①:鍵盤楽器(まずこれだけあれば始められる)

ピアノを始めるために絶対必要なのは、当然ながら「鍵盤楽器」です。ただし、どんな楽器を選ぶかは、目的と環境によって変わります。

61鍵盤以上のキーボード(入門向け・1〜3万円台)
最初の1台としておすすめです。軽くて持ち運びができ、価格も抑えられます。コードを覚えたり、曲の構成をつかんだりする段階では、このクラスで十分です。ただし鍵盤が軽いため、指の力や表現の幅は限られます。

電子ピアノ(本格的に続けたい方向け・3〜10万円台)
鍵盤の重さ(タッチ)がアコースティックピアノに近く、表現力の練習もできます。ヘッドフォンが使えるので、マンションや夜間の練習にも対応できます。長く続けるつもりがある方は、最初から電子ピアノを選ぶと後悔が少ないです。

中古のアップライトピアノ(音にこだわる方向け)
本物の音と鍵盤タッチにこだわるなら、中古のアップライトも選択肢です。ただし調律費用や設置スペースが必要になります。まず続けられるかどうかを確認してから検討するのがおすすめです。住宅環境によっても置けるかどうか、吟味してから検討するのがおすすめです!

迷ったら、まず電子ピアノから始めてください。ヘッドフォン対応・鍵盤タッチ・価格帯のバランスが、大人の独学に最も合っています。

必要なもの②:ピアノ台・椅子(意外と重要)

楽器は用意したのに、座り方を気にしていない方がとても多いです。でも、正しい姿勢で弾けないと、指が動かないだけでなく、肩や腕が疲れて長続きしません。

椅子の高さ
肘が鍵盤と同じくらいの高さになるのが理想です。低すぎると腕が上がって力が入りにくく、高すぎると指に余計な力がかかります。高さ調節ができる椅子(ピアノ椅子やオフィスチェア)がおすすめです。

台の安定性
キーボードスタンドを使う場合は、ぐらつかないものを選んでください。弾くたびに動く環境では、集中できません。安価なX型スタンドより、しっかりした Z型やテーブル型スタンドの方が安定します。

「椅子とスタンドはあとでいい」と思わずに、最初から環境を整えてください。練習の質が変わります。我が家も電子ピアノを使っていますが、椅子はパソコン作業用のチェアを使っています。

正直なところ、年を重ねると腰に負担がかかる体勢がつらかったりするので、楽な椅子にしていたりしますw

必要なもの③:コード表(1枚あるだけで全然違う)

コードで弾く場合、最初は全部のコードを覚えていなくて当然です。そのときに手元にあると便利なのが「コード表」です。

主要なコード(C・Cm・F・G・Am など)の押さえ方が一覧になっているもの。A4サイズで印刷してピアノの前に貼っておくだけで、「このコードどうだったっけ?」とスマホを調べる手間が省けます。

コード表はネットで無料配布されているものがたくさんあります。YouTubeのコード解説動画でも確認できます。市販の小冊子タイプを1冊手元に置いておくのもおすすめです。(こぱんがお届けしている動画教材「ピアノコードの教科書」の購入者特典でもお渡ししているのでご興味があれば・・・)

必要なもの④:コード譜が探せる環境(スマホ・タブレット)

コードで弾く最大のメリットは、「弾きたい曲を自分で探して弾ける」ことです。そのためには、コード譜を調べられる環境が必要です。

おすすめは「U-FRET(ユーフレット)」というサイト。ほぼすべての日本の楽曲のコード譜が掲載されており、無料で使えます。スマホやタブレットで開いてピアノの横に置いておけば、好きな曲をすぐに弾き始められます。

タブレットは画面が大きく見やすいので、一枚あると便利です。ただし、最初はスマホで十分です。

必要なもの⑤:短時間でも練習できる「習慣の仕組み」

道具ではありませんが、これが一番大切かもしれません。大人がピアノを続けられるかどうかは、「毎日触れる仕組み」を作れるかどうかにかかっています。

忙しい大人が毎日1時間練習するのは現実的ではありません。でも、5分ならできます。

大切なのは時間の長さではなく、「毎日触れること」です。5分でもピアノに触れた日が積み重なると、指の感覚が育ち、コードが身体に染み込んでいきます。

おすすめの仕組みは2つです。

①練習するピアノを「すぐ弾ける場所」に置く
ケースにしまったままだと、出すのが面倒で弾かなくなります。リビングや目に入る場所に出しておく。「ちょっと弾こう」という気持ちのままに動ける環境を作ることが続けるコツです。

②「弾く時間」をあらかじめ決める
「寝る前の10分」「朝の支度が終わったら5分」のように、ルーティンに組み込む。毎回「今日練習しようか」と判断しないで済む状態にするだけで、継続率が大きく変わります。

まとめ:最初にそろえるものはこれだけ

改めて整理します。大人がピアノを始めるために最初に必要なものは、これだけです。

  • 61鍵盤以上の電子ピアノまたはキーボード(まず1台)
  • 高さ調節できる椅子・安定したスタンド(環境を整える)
  • コード表1枚(手元に貼っておく)
  • コード譜を調べられるスマホまたはタブレット(好きな曲を探す)
  • 毎日触れる習慣の仕組み(続けるための設計)

分厚い教本も、高額な楽器も、最初はいりません。大切なのは「弾けた!」という成功体験をできるだけ早く積み重ねること。そのために、シンプルな環境からスタートしてください。

YouTubeでは、大人の初心者がコードで弾き始めるための動画を配信しています。道具が用意できたら、ぜひ一緒に弾いてみましょう。


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